小ロットでアパレルOEMを依頼する方法|ブランド立ち上げ時の考え方
- 加藤 洋介
- 3月16日
- 読了時間: 4分
アパレルブランドを立ち上げる際、最初に悩むのが「ロット数」です。特に新規ブランドでは、在庫リスクを抑えたいという理由から、小ロットでのOEM生産を希望する方が増えています。この記事では、小ロットOEMの基本的な考え方やメリット・デメリット、失敗しないためのポイントをわかりやすく解説します。
小ロットとは何枚ぐらい?
アパレル業界での「小ロット」の定義は会社によって異なります。一般的には30枚〜50枚程度が小ロットとされることが多いですが、株式会社Luccaでは10〜20枚程度を小ロットとして対応しています。これは、ブランド立ち上げ時のリスクをできるだけ抑えるためです。
一般的な小ロット:30〜50枚
Luccaの小ロット対応:10〜20枚
小ロットで生産できると、初期投資を抑えられ、在庫リスクを軽減できます。

なぜ小ロットが重要なのか
ブランド立ち上げ時は顧客がまだ少ないため、在庫を大量に抱えるのはリスクが高いです。しかし、ブランドの世界観を伝えるには複数型の商品展開が必要です。例えば5型〜10型の商品があると、ブランドの方向性が伝わりやすくなります。
ロット30枚の場合
1型30枚 × 5〜10型 = 150〜300枚
1枚の原価が8,000円なら、初期在庫は120万〜240万円必要
小ロット15枚の場合
1型15枚 × 5〜10型 = 75〜150枚
1枚の単価が10,000円でも、初期投資は75万〜150万円程度
このように、小ロット生産は初期投資のリスクを大幅に減らせます。
小ロットOEMのデメリット
小ロット生産にはメリットだけでなく、デメリットもあります。以下の点に注意が必要です。
工場が見つかりにくい
小ロット生産を受け入れる工場は少ない
断られたり、高い単価を提示されたりすることがある
多くの工場は効率を重視し、まとまったロットを好む
単価が上がる
1枚あたりの単価が高くなる傾向
原価設定や販売価格の設定が難しくなる
小ロットの原価を基準にすると販売価格が高くなりすぎることも
「ロットが増えたら利益が出る」という前提で始めると、利益が出るまで時間がかかり資金が減るリスクもある
小ロットOEMが向いているブランド
小ロットOEMは、特に以下のようなブランドに適しています。
発信力があるブランド
SNSなどでファンやフォロワーが多い場合、小ロットでも販売しやすいです。
人脈が広い人のブランド
「この人の服なら買いたい」と思ってくれるお客様がいると、販売枚数の予測が立てやすくなります。
既に顧客がいる場合
自分の洋服を買ってくれそうなお客様がいると、小ロットでも大きな損失を避けられます。
小ロットOEMでよくある失敗
ブランド立ち上げ時にありがちな失敗例を紹介します。これらを避けるためのポイントも合わせて解説します。
サンプル費用が想定より高くなる
商品へのこだわりが強くなると、ファーストサンプルで納得できず修正を繰り返すことが多い
結果としてサンプル費用が予定より高くなる
スケジュール管理の失敗
販売時期が先に決まっていると、サンプル企画から進めるのに想定の2倍〜3倍の時間がかかることも
余裕を持ったスケジュールを組むことが重要
イメージとのギャップ
アパレル知識がないと、生産単価や縫製クオリティ、シルエットのイメージと実際のサンプルにギャップが生まれやすい
こだわりが強いほど時間とコストが増える傾向

Luccaの小ロットOEMの特徴
株式会社Luccaはレディースブランドを30年以上運営してきた経験があります。自社ブランドの運営を通じて、商品企画、素材選定、原価設計、上代設定、販売まで一貫して経験しているため、単なる生産工場ではなくブランド視点で商品づくりをサポートできるOEMです。
リスクを抑えたスモールスタートを推奨
在庫リスクを減らし、ブランドの方向性を試せる
改善を繰り返しながら成長をサポート
BRAND FACTORYは、小ロットでの国内生産を通じて、新しいレディースブランドの立ち上げや既存ブランドの成長を支援しています。高品質なものづくりを求めるブランドにとって、頼れるパートナーとなることを目指しています。
小ロットOEMは、ブランド立ち上げ時のリスクを抑えつつ、柔軟に商品展開を試せる強力な手段です。初期投資を抑えたい方や、販売枚数の予測が難しい方に特におすすめします。ぜひ、ブランドの未来を見据えた賢い選択として検討してみてください。




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