アパレルOEMの費用相場|価格の仕組みと適正価格の見極め方
- 加藤 洋介
- 3月21日
- 読了時間: 4分
アパレルOEMを検討すると、多くの方が「思ったより高い」と感じることが多いです。
しかし、OEMの価格は生産枚数、アイテムの種類、生地の質、生産背景(国内か海外か)によって大きく変わります。
この記事では、アパレルOEMの費用相場と価格の仕組み、適正価格の見極め方についてわかりやすく解説します。
アイテム別のOEM費用相場
まずは国内生産で100枚、中価格帯の生地を使った場合の目安を紹介します。
Tシャツ:3,000〜5,000円/枚
ブラウス:5,000〜8,000円/枚
ワンピース:8,000〜11,000円/枚
ジャケット:9,000〜12,000円/枚
これらはあくまで目安です。
デザインの複雑さや使用する生地、生産国(国内か中国か)によって価格は大きく変動します。
例えば、シンプルなTシャツでも高級なオーガニックコットンを使えば価格は上がりますし、複雑な縫製が必要なジャケットはさらに高くなります。
小ロット生産の価格感
OEMの価格はほぼ「時間」で決まります。
同じ合計枚数でも、1型100枚と5型×20枚では作業回数が大きく違います。
1型100枚:裁断、縫製、検品を1回でまとめて行える。
5型×20枚:同じ工程を5回繰り返す必要がある。
そのため、小ロットの場合は1.2倍〜1.5倍程度単価が上がるのが一般的です。
ただし、工場の閑散期や得意アイテム、スケジュール調整によっては小ロットでも安くできるケースもあります。
株式会社Luccaは10〜15社の工場と連携しており、生産時期や工場選定でコスト調整が可能です。

OEM価格の内訳
OEMの価格は単純な縫製代だけでなく、複数の工程の集合体です。
サンプル費用の内訳
パターン代
トワルチェック費用(必要な場合)
仕様書作成費
グレーディング代
生地代
生地カット代
付属(ボタン・ファスナー・裏地など)
工賃(裁断・縫製)
プレス代
手数料
量産費用の内訳
生地代
付属代
工賃(裁断・縫製)
プレス代
手数料
これらの費用が合わさってOEM価格が決まります。
なぜOEMは高く感じるのか
OEMが高く感じる理由は、ブランド側が本来やるべき業務をすべて任せているからです。
自分で進める場合は、
生地屋との交渉
付属屋との取引
プレス屋との取引
下札、洗濯ネームの手配
工場とのやり取り
仕様指示
生産管理
検品
など多くの手間がかかります。
個人で取引すると単価が高くなり、取引自体も難しいケースが多いです。
OEMはこれらをまとめて代行し、コストは上がる代わりに時間とリスクを減らせる仕組みです。
安すぎるOEMのリスク
価格だけでOEMを選ぶのは非常に危険です。
クオリティの問題
極端に安い場合、縫製が粗かったりシルエットが崩れたりすることがあります。
トラブルの増加
納期遅れや仕様ミス、コミュニケーション不足が起こりやすくなります。
追加費用が発生する
最初は安く見えても、修正費用や再生産、追加工賃で結果的に高くなることもあります。

LuccaのOEMの価格ポジション
株式会社LuccaのOEMは「適正価格で、ブランドが継続できる設計」を重視しています。
最安や格安ではないが、無駄なコストを抑えつつ適切な品質で生産可能。
レディースブランド30年以上の経験を活かし、小ロット生産に強い。
ブランド視点での提案ができる。
商品企画、原価設計、上代設定、販売まで経験しているため、「売れる前提」での価格設計が可能。
このように、価格だけでなく提案力やサポート体制も含めて選ぶことが重要です。
まとめ
アパレルOEMの価格は、
アイテム
ロット数
生地の種類
生産背景(国内・海外)
によって大きく変わります。
重要なのは安さではなく「適正価格かどうか」です。
特にブランド立ち上げ時は、
小ロット生産
無理のない予算設定
継続できる設計
が大切です。
OEM会社を選ぶ際は価格だけでなく、提案力やサポート体制も含めて判断しましょう。
BRAND FACTORYは、小ロットでの国内生産を通じて、新しいレディースブランドの立ち上げや既存ブランドの成長をサポートし、アパレル業界で高品質なものづくりを求めるブランドにとって頼れるパートナーになることを目指しています。
この記事が、アパレルOEMの費用相場や価格の仕組みを理解し、適正価格を見極める参考になれば幸いです。
次のステップとして、具体的な見積もりや相談は信頼できるOEM会社に問い合わせてみてください。




コメント