アパレルOEMの流れ|初回打ち合わせから納品まで完全解説
- 加藤 洋介
- 3月23日
- 読了時間: 5分
アパレルOEMを検討していると、「どんな流れで進むのか分からない」「どれくらい時間がかかるのか不安」「どこでトラブルが起きやすいのか知りたい」と感じることが多いと思います。
この記事では、アパレルOEMの基本的な流れをわかりやすく解説します。さらに、トラブルが起きやすいポイントやスケジュールの目安、初めての方が気をつけるべきこともまとめました。これからOEMを始める方にとって、安心して進められる参考になれば幸いです。
アパレルOEMの全体の流れ
アパレルOEMは大きく分けて以下の8つの工程で進みます。
初回打ち合わせ
サンプル打ち合わせ
生地・デザイン決定/パターン作成
トワルチェック(必要な場合)
サンプル作成
サンプル確認・修正・グレーディング
量産
検品・納品
それぞれの工程で何をするのか、順に見ていきましょう。
各工程でやること
初回打ち合わせ
まずは全体の方向性を決めます。ここで話し合う内容は主に以下の通りです。
サンプルの希望納期(撮影や展示会のスケジュールに合わせて)
量産の希望納期(販売開始日など)
デザインの方向性
サイズ展開や色数
この段階で全体の設計図ができあがります。ここがしっかりしていないと後の工程でズレが生じやすいので、丁寧に話し合うことが大切です。
サンプル打ち合わせ
次に具体的なデザインを詰めていきます。参考商品を元にデザインの調整を行い、生地の選定や細かい仕様の確認もここで行います。
パターン作成・生地決定
デザインが固まったら、パターン(型紙)を作成します。同時に生地や付属品の最終決定も行います。
トワルチェック(希望の場合)
トワルとは仮縫い用の生地のことです。トワルチェックでは、仮の生地でサンプルを作り、サイズ感やシルエットを確認・調整します。必要に応じて行う工程です。
サンプル作成
仕様書を最終確認し、工場にサンプル作成を依頼します。この時点で生地代や用尺、付属費が確定し、サンプル費用が算出されます。
サンプル確認・修正・グレーディング
完成したサンプルを確認し、修正点を洗い出します。必要に応じてセカンドサンプルを作成します。量産が決まれば、サイズ展開のためのグレーディング(サイズ調整)を行います。
量産・検品・納品
工場で量産を行い、検品を経て納品となります。検品は工場だけでなく、プレスやOEM会社でも行うことが多いです。

OEMにかかる期間
サンプル制作期間
OEMで最も時間が読みにくいのがサンプル制作期間です。1ヶ月で終わる場合もあれば、数ヶ月かかることもあります。これは以下の要素で大きく変わります。
どれだけこだわるか
修正回数
生地や付属品の選定
こだわりが強いほど、修正が多いほど時間がかかる傾向にあります。
量産期間
サンプルが完成すれば、量産は比較的スムーズに進みます。一般的には約2〜4週間程度で納品できるケースが多いです。
一番トラブルになりやすい工程
OEMで最もトラブルが起きやすいのはサンプル工程です。実際にサンプルが上がって初めてわかる問題が多くあります。
イメージとのズレ
思っていたシルエットと違う
生地の風合いや色味が違う
生地の問題
スワッチ(生地見本)では良く見えても、実際に使うと安っぽく見えたり、重かったり硬かったりすることがあります。
縫製クオリティ
ファーストサンプルでステッチの歪みや糸処理の甘さが気になることもあります。特に小ロット生産では、大ロット工場と同等の縫製レベルが出せない場合もあるため、ここは認識を揃えておくことが重要です。
スケジュール遅延
セカンドサンプルが必要になったり、修正が多い場合は当初のスケジュールから大きく遅れることがあります。
初めてOEMを依頼する人が気をつけること
スケジュールは余裕を持つ
サンプルは想定より時間がかかることを前提に計画しましょう。
ファーストサンプルに期待しすぎない
1回で完璧に仕上がることは少ないです。
自分の基準を明確にする
どこまで許容できるか、どこは絶対に譲れないかを事前に決めておくことが大切です。
場合によってはOEM会社を変更する判断も必要
BRAND FACTORYのOEMサポートについて
BRAND FACTORYは、小ロットでの国内生産を通じて、新しいレディースブランドの立ち上げや既存ブランドの成長をサポートしています。高品質なものづくりを求めるブランドにとって頼れるパートナーです。
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小ロット対応でリスクを抑えたスモールスタートが可能
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BRAND FACTORYのOEMサービスは、初めての方でも安心して進められるよう、丁寧なヒアリングとサポート体制が整っています。詳しくはBRAND FACTORYのOEMサービスをご覧ください。

まとめ
アパレルOEMはサンプル工程が最も重要です。ここでの認識のズレやトラブルが後の工程に大きく影響します。スケジュールには余裕を持ち、ファーストサンプルに過度な期待をせず、基準を明確にして進めることが成功のポイントです。
特にブランド立ち上げ時は、小ロットでリスクを抑えながら進めることが大切です。BRAND FACTORYのような信頼できるパートナーと一緒に進めることで、スムーズなOEMが実現できます。
これからOEMを始める方は、この記事を参考にしながら、しっかり準備を進めてください。成功するブランドづくりの第一歩になります。




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