アパレルブランドの価格設定の考え方|売れる価格の決め方
- 加藤 洋介
- 4月10日
- 読了時間: 3分
アパレルブランドを立ち上げるとき、最も悩むのが「いくらで売ればいいのか?」という価格設定です。安すぎると利益が出ず、高すぎると売れません。そこで今回は、失敗しない価格設定の考え方をわかりやすく解説します。
価格は「原価」だけで決めてはいけない理由
多くの方がやりがちなのが、原価から逆算して価格を決める方法です。
例えば、
原価:5,000円
原価率50% → 上代10,000円
一見、理にかなっているように見えますが、これだけでは不十分です。価格は「市場」で決まるからです。
市場価格の重要性
同じような商品が8,000円で売られている場合、10,000円では売れない可能性が高いです。逆に12,000円でも売れている市場なら、価格を上げても成立します。

売れる価格の決め方3ステップ
① 市場価格を調べる
競合ブランドの価格帯をリサーチ
同価格帯の商品をチェック
「このゾーンなら売れる」という価格帯を把握
② 原価とのバランスを見る
市場価格が決まったら原価と照らし合わせる
利益が出るかどうか確認
継続できる価格か検討
③ ブランドとして成立するか
ブランドの世界観やターゲットに合っているか
価格に納得感があるか
見せ方や発信力で価値を伝えられるか
高くても売れるブランドの特徴
価格は単なる数字ではなく、価値の伝え方が大切です。高くても売れるブランドには共通点があります。
素材が良い
シルエットが綺麗
独自の世界観がある
発信力が強い
安くすれば売れるという考えは間違いです。安いと価値が低く見え、ブランド力が弱まります。適正価格で売ることが重要です。
新規ブランドの価格戦略
最初は少し高めの価格設定でも問題ありません。理由はシンプルです。
後から価格を下げることはできる
価格を上げるのは難しい
また、小ロット生産の場合は原価が高くなりがちです。そのため価格も上げる必要があります。ここで重要なのは、「その価格でも売れる理由を作ること」です。

よくある失敗と避けるべきポイント
原価ベースだけで価格を決める
→ 市場とズレて売れない
安くしすぎる
→ 利益が出ず継続困難
後から価格を上げられない
→ ブランドイメージが崩れる
Luccaの価格設計の考え方
株式会社Luccaでは、市場・原価・ブランドのバランスを重視した価格設計を提案しています。
どの価格帯で戦うか
どのクオリティで作るか
継続できるか
これらをトータルで考え、売れる価格を導き出します。
価格設定で成功するために大切なこと
市場価格を理解する
競合や類似商品の価格帯を把握
原価とバランスを取る
利益が出て継続可能な価格設定
ブランドとして成立させる
世界観やターゲットに合った価格
この3つができれば、売れる価格になります。
BRAND FACTORYは、小ロットでの国内生産を通じて、新しいレディースブランドの立ち上げや既存ブランドの成長をサポートし、アパレル業界で高品質なものづくりを求めるブランドにとって頼れるパートナーになることを目指しています。
価格設定はブランドの命運を左右します。市場をよく調べ、原価とバランスを取り、ブランド価値をしっかり伝えられる価格を設定しましょう。そうすれば、売れる価格が自然と見えてきます。




コメント